



小沼ほうきの座敷箒。
長野県飯山市小沼地区の伝統工芸品です。
玄関先で使ったり、掃除機をわざわざ出さずに落ちたゴミをサッとはける、使い勝手の良い箒です。
原料のほうき草から育て、
全て手作業で作られています。
冬に作業場へお邪魔した際には地域の皆さんが集まって、制作していました。
またほうきの持ち手部分は、同じく飯山市の伝統工芸、内山紙の原料、楮(こうぞ)でお願いしました。
紙漉きで使用する楮の皮。それを剥がした芯の部分は使われていないことから、紙漉き職人さんから譲り受けたそうです。それを持ち手に。素材全てが飯山で完結しているとても魅力的な作品。
ほうき草を夏の間に育て、冬に制作する。
戸隠の竹細工と同じで豪雪地帯の北信ならでは、地域に根差した作品です。
夏は農作業や山の仕事を行い、雪が降り積もり外の作業ができない冬は、竹や藁や箒を編みながら慎ましく生きてきた先人達の暮らしが表れています。
【サイズ】
全長83 × 幅25 × 奥行き5.5 (cm)
【素材】
ほうき草
【製品仕様】
・多湿、直射日光をさけ風通しのよい所で保管してください。梅雨等湿気のある時期は注意して保管して下さい。
【ご注意ください】
・天然素材を使用したハンドメイド製品のため、製品により色ムラや木目、サイズ等の仕上がりに多少の個体差がある場合がございます。